家の値段は知りたい。でも、売ると決めたわけでもないのに、翌日から電話が鳴るのは困る。そんな段階なら、最初から一括査定に申し込む必要はありません。相場を眺める道具と、不動産会社に査定を依頼する窓口を分けると、使いやすくなります。
今回は、入力する連絡先の少なさと、誰が価格を出すかを基準に3つ選びました。価格の正確さを独自に比較したランキングではありません。

マンションを登録なしで眺めるなら、プライスマップ
LIFULL HOME’S プライスマップは、地図上でマンションの参考価格を調べるサービスです。公式FAQでは会員登録・利用料は不要。まず周辺や自分のマンションを探す入口として勧めます。[1]
掲載データなどから算出した参考値で、部屋固有の特徴までは考慮していません。全ての建物が載るわけでもないため、見つからなくても「価値がない」という意味ではありません。戸建てや土地の取引を見たい場合は、不動産情報ライブラリの手順が向いています。
土地・戸建てもAIで目安を出すなら、HowMa
HowMaのAI事前査定は、住宅用の区分マンション、土地・戸建てが対象。運営会社のFAQでは名前と電話番号は不要ですが、住所・築年・面積などの物件情報と、結果を受け取るメールアドレスが必要です。無料という説明も公式FAQで確認できます。[2]
「匿名」は、何も情報を渡さないという意味ではありません。AI事前査定から、不動産会社が関わるコラボ査定へ進むと個人情報の提供が必要になるので、同じサービスの中でも段階を確認してください。
依頼前に、登記や購入時資料の面積、建築年、リフォーム歴を手元に。入力条件が違うと、前回の数字との比較もしにくくなります。AIに家の思い出まで査定してもらうのは、まだ少し難しそうです。
不動産会社の概算を見てから連絡するなら、HOME’S匿名査定
LIFULL HOME’S 匿名査定は、AIだけでなく、不動産会社から概算価格を受け取る仕組みです。条件に合う会社へ依頼が送られ、結果は専用ページで確認します。初回に入力した電話番号・メールアドレスは、その時点では不動産会社へ送信されないと説明されています。[3]
つまり、運営側への連絡先入力と、不動産会社への連絡先開示は別です。詳しく話したい会社に、専用フォームから名前と連絡先を送った段階で直接のやり取りが始まります。自分または家族が所有する不動産の売却を考える個人向けで、対応会社があるかは地域や物件によります。
一度に全部使わず、今の目的に合う入口を一つ選ぶ
| 今したいこと | 候補 | 申し込む前の確認 |
|---|---|---|
| マンションの目安を眺める | プライスマップ | 自分の建物が載るか。部屋の個別差は別に考える |
| 土地・戸建てもAIで確認 | HowMa AI事前査定 | メール入力が必要。会社と話す次の段階を区別 |
| 会社の概算を見比べたい | HOME’S匿名査定 | 連絡先の入力先と開示のタイミングを確認 |
どの数字も、買主がその価格で買うという約束ではありません。複数の値が違ったら平均するより、「入力条件・算出日・価格の種類」をそろえる方が先です。
数字と一緒に、入力条件も保存する
相場確認メモ(編集部作成)
サービス名・確認日:__
入力した面積・築年・階数:__
表示された価格と、その価格の名称:__
運営会社に渡す情報:__/不動産会社に渡る情報:__
次にしたいこと:眺めるだけ・概算を受け取る・担当者と話す
申込画面と個人情報の説明は送信直前にも読み直してください。本記事は2026年10月19日時点の公式説明を比較したもので、実際の査定依頼や営業電話の有無を試験した結果ではありません。
冒頭の手順の図解を大きく見る(条件と詳しい操作は本文を参照)



