実家の土地には高低差があり、古い擁壁もある。売却を頼む前に、過去の造成や許可について市へ確認しておきたい。そう思って市役所へ出向くなら、先に予約と資料をそろえましょう。豊田市の開発調整課は、2026年10月から窓口相談を原則オンライン事前予約としています。
相談は原則30分。地番、何を知りたいか、手元にある資料を先に整理することが、限られた時間を使う準備になります。この窓口は開発許可や盛土規制法等に関する相談先で、土地の売却査定や、擁壁の安全性をその場で証明する窓口とは区別します。[1]

予約サイトは、市の公式案内から開く
「窓口相談のオンライン予約」を開き、「窓口相談予約の受付」へ進みます。10月20日の操作確認では、予約サービスの「窓口の予約」を選ぶと、最初にメールアドレスの入力画面が表示されました。確認メールのリンクから予約を進める案内です。
確認したのはメール入力前までで、実際の予約送信や空き枠の確保はしていません。普段受信できるメールを用意し、以降は画面と市の「予約方法」の案内に従って用件・日時を選びます。予約番号や確認メールは当日まで保存してください。
当日予約はできない。翌日から30日先までが対象
市の案内では、予約は前日まで。当日の予約はできず、翌日から30日先まで選べます。30分を超えれば、いったん終了して再度予約する扱いです。開始予定から10分経過して来庁していない場合の取消しも示されています。[1]
予約は相談のためのものです。申請、届出、補正、許可証の受取りなどは予約不要とされています。何をしに行くのか迷ったら、先に開発調整課(0565-34-6744)へ用件を伝えます。所有者の代わりに仲介担当者が出向く場合の必要資料も、その時に確かめましょう。
「相談用シート」に地番と目的を書く
公式案内の下部には、窓口相談用シートのPDFとExcelがあります。「売却に当たり、過去の開発許可の有無と、確認できる資料を知りたい」など、今回の目的を具体的に書きます。[3]
土地の地番は、郵便が届く住所と違う場合があります。登記簿や固定資産税の資料で確認し、複数筆なら関係する地番も整理します。市は相談に必要な資料として土地登記簿、公図、戸籍などを例示していますが、すべての相談に戸籍が必要という意味ではありません。今回の用件に必要なものを窓口へ確認してください。
分かっていることと、現地で気になることを並べる
過去の許可書、検査に関する資料、造成図面、購入時の重要事項説明書があれば、どの部分を見たいか付箋を付けます。擁壁や高低差の写真は、位置が分かる全景と気になる箇所を分け、撮影日も記録します。危険な場所へ入って撮る必要はありません。
「この土地は大丈夫ですか」だけでは、法令の手続、構造の状態、売買上の説明のどれを聞きたいかが伝わりにくくなります。市に確認する手続の話と、建築士等に調査を頼む技術の話を分けて質問します。市の回答で追加の確認先が分かったら、仲介担当者とも共有しましょう。
30分で持ち帰りたい答えを、3つまでに絞る
来庁前の質問メモ(編集部作成・市の正式様式とは別)
土地の地番・相談の目的:__
手元の許可書・図面と、その作成年:__
①市で確認できる記録と、閲覧・写しの取得方法は?
②今後予定する工事等について、どの手続・担当課へ確認する?
③今日だけで分からない点と、次回必要な資料は?
回答者・相談日・案内された資料:__
書類が足りない時は、推測で埋めず「未確認」と書きます。相談の終わりに、次の作業と担当を決めて帰る。30分を、分からないことを全部なくす時間ではなく、次に調べる場所をはっきりさせる時間にしましょう。
冒頭の手順の図解を大きく見る(条件と詳しい操作は本文を参照)


